シルバーウィークは、愛媛県松山・道後温泉へお邪魔しました。

松山・道後温泉は、一言で言えば、「明治・大正・昭和・モダン」です。
路面電車が走っていたり、温泉があったりしますが、基本的には「観光」を全面的に取り入れた街全体が「日本の古く、そして新しいモノテーマパーク」です。すなわち、昭和の時期に、明治・大正のモダンな文化を残した名所として興されたであろう観光産業が、そのとき以降「平成」をそれほど取り入れることなく、ガラパゴス化した四国がそこにありました。もちろん悪い意味ではないですが、やや古さを感じる部分もあります。
道後温泉は露天風呂の温泉があるのかと思っていましたが、「道後温泉 本館」という銭湯があり、ここは『千と千尋の神隠し』で出てくる銭湯のモデルにもなった建物です。周辺はもはや舗装された道路や土産屋があり、昔の良さはないのですが、その中央に、ドカンとシンボル的に「道後温泉 本館」があり、なんと行列を作ってお客がお風呂に入るのを待っています。
コースが4つあり、入浴だけのコース、休憩・お茶菓子付きのコース、個室付きのコースなどがあります。私たちは、休憩・お茶菓子のコース(¥1,200)を選んだので、まず大部屋に通され、入浴を促されました。その後、浴衣で休憩しながらお茶とお菓子を頂きます。そして、本館の案内をしてもらいました。お風呂でゆっくりするという感じはあまりありませんが、一つのアトラクションとして楽しめば良いかと思います。
その他、日本のタオルの4割以上(!)を生産するという今治へも行きました。今治が死んだら日本のタオルはどうなるのだろう、と思ったり。今治では、
国(経済産業省)の補助事業で、地域が一丸となって、地域の伝統的な技術や素材などの資源を活かした製品等の価値・魅力を高め、「日本」を表現しつつ世界に通用する「JAPANブランド」を実現していこうとする取組みを総合的に支援
するというJAPANブランド育成支援事業(JB事業)の一環で、佐藤可士和のデザインした『imabari towel』ロゴをあしらったタオルを販売したりするなど、現代的アプローチも行っているのだ、とは感じましたが、その手法に関してはやや弱いというか、意気込みを感じませんでした。というのも、地元では、そのブランド力をほとんどアピールするような気配はなく、もっと目立たせてもいいのでは?という感じでした。後で調べて分かりましたが、東京などでもその商品が販売されている所を見ると、「今治」をブランディングしたわけではなく「タオル」をブランディングしているので、今治を訪ねる人にはそれほどアピールしないのかもしれませんが、しかしせっかく今治を訪れても、ほとんど気付かないようなPRではややもったいない気がします。
※一番上の画像の無駄なエフェクトに深い意味はございません。
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