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なんか惜しいけど頑張ってるから良い。映画「ヤッターマン」
今何かと話題の(自分の周りだけかもしれませんが)『ヤッターマン』実写版を観てきました。うちの卒業生が制作に携わってるということで一応気になっていたのです。
全体的な感想としては、1本のシナリオとしてどうか、と言われるとシーンごとの長短とかにやや不満はありましたし、日本として頑張った映像技術の集合体的な側面はなくなはないですが、お金払って観れる内容だとは思いますし、コンセプトとしてのハリウッドにできなくて日本にしかできないアニメの実写リメイクという意味では成功していると思いました。何より、私事ではありますが、こないだまで実写合成の映像製作を横で見てたり少し携わったりしてたので、そういう意味でプロの技術というものを再評価したいなぁと思えるような内容でした。
私のイメージかもしれませんが、日本のCG技術ってハリウッド的な技術に追いつこうとしてる一部の集団が試行錯誤を重ねながら、しかし世間の認識の冷たさによって良いシナリオに巡り会えなかったり、資金を投入してもらえなかったりという感じで細々と地道に作品を積み重ねてるのではないでしょうか。
ハリウッドの場合、絵コンテに厳密に撮影等々進めるが、日本の映画の場合監督の裁量で変化したりということが多いと聞いたことがあって、それは強みではある反面、こういう合成とかを多用する場合では修正作業とかイメージ統一とかでバラつきが発生してしまうのかなぁと思ったりします。
何が言いたいのかというと、「なんか惜しいなぁ、でも頑張ってるからいいと思う」っていう感じの映画でした。否定ではなくて肯定しているんですけど。まぁそういうのがヤッターマン的な世界観だったりするのだとは思います。
ちなみに映像技術的な話ばかりになりましたが、キャストとかセットとかは魅力的でキャラが立ってて良いと思いました。深キョンも福田沙紀ちゃんもかわいいので良いと思います。あ、でも全体的に下ネタ多いです。「でも」なのかは分かりませんですけど。
気になったCDジャケットとか
昔はデザイナーになりたいと言えば,レコードジャケットを作りたいからっていうのが当たり前だったとか。

GIFT – Mr.Children。
このCD,1曲目が”GIFT”で,2曲目が”横断歩道を渡る人たち”,3曲目が”風と星とメビウスの輪”ってなわけで,1曲目と2曲目をあまりにもストレートに表現してるジャケットデザイン。シンプルで分かりやすくて,めちゃくちゃ上手いと思います。じゃあ3曲目はどこ行ったんだ?って思ってしまうわけですが,それはデザインした人に聴こうってわけで。

BEST FICTION – 安室奈美恵。
”最高のフィクション(作り事)”ということで,人づてに聞いた話ですが,このジャケットの安室ちゃんはCGで構成されてるらしいです。確かによく見ると髪の毛とか指のあたりとかCGらしさが出てます。言われないとCGって分からないので「えっ?これってCGなんだ」と気付いて,初めてそれが”最高のフィクション”になるわけです。上手いなぁ。


