新入生の皆様、怪しげな団体にはご注意
最近大学内でカルト被害への防止網が積極的に張られているらしい。
カルト集団の勧誘から学生を守ろうと、各地の大学が積極策に乗り出している。かつては「信教の自由」からカルト問題に及び腰だったが、新入生らがカルトに取り込まれる事例が後を絶たないため。今春からは、全国の45大学で学生相談を担当する教職員らが、カルト対策情報を交換するメーリングリストも始めた。
カルト対策:「学生守れ」と全国の45大学が情報交換 – 毎日jp(毎日新聞)
私も以前新入生当時、まさに入学式の当日、サークル紹介として様々なサークルをまわるわけだが、その際に「大学生活を充実させるセミナーを聴きませんか?」と「教育セミナー」なるものへの参加を持ちかけられたことがある。それは後で調べたら親鸞会か何かの勧誘だったようだが、兄弟等もなく、特別年上との付き合いもなかった私にとって、別段変な勧誘だと思わず、上級生のあとについて行ったのである。当時もともと集団に所属するのが嫌いだった私は、そのせいでますます集団不信に陥っていったといってもあながち過言ではない。
今考えれば、サークルの勧誘ごときでわざわざ法学部棟の最上階に連れて行かれるのも変な話だと分かるのだが、当時は分からなかった。部屋に入って、「大学生活を充実させるには」だの「人生にとって云々」等々の話を数人の学生に囲まれて(5対1ぐらいの割合で)話を始めたので、「気持ち悪い(わりに中身が全くない)なぁ」なんて思って、引き止めようとする彼らをなんとか押し切り部屋を後にした。こういう方法はよくある絵画の催眠商法などと同じ手口を学生がやってるわけで、よくよく考えれば実に恐怖である。
他にもうちは昔学生運動が活発だった名残で、赤い団体にデモに参加しようなどとビラを渡されたりする。よく授業が始まる前の教室に座席に一枚一枚「自衛隊の海外派遣反対」などと書いたビラが誰かによって並べられるなど、めちゃくちゃ異常なのである。(その時は無知だったのでどこの大学でもそういうもんだと思っていた)大学側としても、思想の自由だとかなんとかいって、そっち系の教授がいるのかなんなのか知らないが、とりあえず野放し状態だから学生にとっちゃ良い迷惑である。まあそういうことは学生も入学してから気付くので、受験者の減少には直接関係してないのかもしれないということで、大学の運営側も特に関与したくないところなのだろうが。
実際今の時代、インターネットが普及しているのでそのあたりのタブー的な情報に触れることも多いのでそんなに心配ないのかなと思えば、対策が講じられるところをみるとそうでもないみたいである。まあそんなわけで、新入生の方々にはぜひともその辺気をつけてサークル活動等邁進して欲しいものである。
やや余談になるが、大学生活中には、他の誘惑も多い。例えば「英会話スクールに入会しませんか?」などという電話がかわいげな女の子から携帯に(どこから番号を入手するのか)直接かかってきて、ついていったらぼったくりだったり、就職活動で熱心にメールが送られてくる会社に入社してみれば、怪しいカルトまがいの会社だったり。(この二例は悲しいかな二人の友人が実際にそれぞれ経験した)高校までにはそういうことがないのに、大学に入って急にそうなる理由は、契約が可能な年齢に達することとか初めて自立して生活し始める人が多いなど何層にも重なっている。重ねて注意を喚起しておきたいところである。
